のらいも工房では、カーラッピング・プロテクションフィルム・痛車ステッカーの製作を行なっております。 「業界一の低価格で、業界一の高品質」を理念に、お客様の痛車ライフをサポートいたします。 お気軽にご相談ください。
今日はカッティングステッカーの作り方を少し解説したいと思います。
手切りされている方や、独自の方法で製作されている方など、色々な手法があると思いますので、必ずしも正しい方法ではありません。
のらいも工房の製作方法ですので、ご参考になりますと幸いです。
まずは元となるイラストを選定します。
できるだけ影がはっきりしているイラストの方が分かりやすいので、アニメ絵などがオススメです。
今回は実際にご注文いただいた例で説明していきます。
1.左元絵から右完成絵です。こうなる経緯を追って説明していきます。
弊社では、機械加工で製作するため、まずデータ上で白黒にデザインを描き起こします。
ソフトはイラストレーターとSAIとフォトショップ等を使いますが、イラストの場合はまずSAIでトレースが多いです。
2.これは別のイラストですが、SAIを使いトレースしていきます。
ちょくちょく色を塗って、仕上がりを確認しながら進めます。
3.次に仕上がったイラストをイラストレーターに入れてアウトラインパスをとります。
この時点で、ベクターデータになりますのでどこまで拡大しても形状が変わることはありません。
ここからは製作サイズにより使うソフトが分岐しますが、今回は「カットスタジオ」にパスデータを流しこみます。
カッティングプロッターでは、この点から点へ刃が移動していきます。
4.いよいよ物理的にカッティングシートをマシンでカットしていきます。
機械加工といっても、すべて自動でやってくれるわけではありません。
物凄い残念ですが、粕取はすべて手作業でしなくてはいけません。
画像のトレースと、この粕取作業に一番時間と手間がかかります(^_^;)
5.カットが終わったシートのいらない部分を剥がしていきます。
6.全て剥がし終わったら、抜き残しがないかチェックして、エアダスターで埃を飛ばします。
あとはこのまま施工したり、製作だけの場合は発送で納品します。
いかがでしたでしょうか。
カッティングは基本単色なので、作る人によって影のとり方が変わります。
フルカラーのものを単色で表現する手法なので、デザインを起こすのが意外と難しいです。
画像によっては影がはっきりしていなかったり、画像の端が切れていたりします。
その辺りは自分の判断で影を決め、足りたい部分は描き足します。
やってみると楽しい作業でもあるので、是非一度チャレンジしてみてくださいm(__)m
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